イタリア旅行記①カゼルタ宮殿編

イタリア旅行記①カゼルタ宮殿編

Ciao a tutti! Come state?
2024年10月12日(土)のイタリア探索セミナー「La reggia di Caserta~カゼルタ宮殿~」の開催まであと2日です!

今回は当セミナーに先立ち、ピアッツァイタリアの受付 遠藤がカゼルタ王宮を実際に訪れた際の旅行記をお届けします。

遡ること9年前(2015年12月)、イタリア語学習を始めたばかり、無謀にもイタリア一人旅を計画します。初めての経験で右も左も分からない状態でしたが、紆余曲折を経て無事にホームステイ先のナポリ近郊の街へ到着。そこから、偶然にも近くのCaserta(カゼルタ)に住んでいる知り合いを訪ねることになります。

実は当時このカゼルタという街について事前知識が全く無く、何を見るべきなのか分からないまま、知人の車に乗せられ、自信満々にお勧めされる ”La reggia”(La reggia di Caserta/カゼルタ宮殿)へと向かいます。曰く、「街は普通だけど、庭園と王宮だけは誇れるから、絶対に見た方が良い」。

ところが、到着してすぐに思いもよらない事態に直面します。なんと、12月はお目当ての庭園への入場時間が14:30までとのこと。時刻は既に15時を過ぎ、諦めなければいけないと思っていたところ、すぐに引き下がらない知人のイタリアーナ、「日本からわざわざReggiaを見に来たのよ!」と言って、閉園後の庭園に入れてもらいます。(なにかと融通が利くイタリアですが、L’orario di aperturaは事前にしっかり調べましょう。)

実際にReggiaに足を踏み入れると、とにかく広い!そして美しい!カゼルタ住民が胸を張ってお勧めする理由がわかります。2016年にはユネスコの世界遺産にも登録されたそうで、王宮は世界で最大の広さを誇ります。

庭園は想像の数倍広大、且つ長い道のりで、歩くのに結構な時間がかかります。

夕焼けを背景に、カロリーノ水道橋(L’acquedotto Carolino)へ長く続く庭園と遠くに見える王宮(Il palazzo Reale)の素晴らしい景色。

王宮内も広く豪華で、たくさんの所蔵品があります。

美しい造りの建築。広いので全て見終わる前に日が暮れます。

初めてのイタリア旅行で規模の大きさと建造物の美しさ、そして長い歴史に、とにかく圧倒されてばかりの訪問となりました。
カゼルタ宮殿は絶対に見る価値がある(Vale la pena visitare!)ので、ぜひ訪れてみてください!

「カゼルタ王宮ってどんな歴史があるの?」、「カロリーノ水道橋ってどれくらい長いの?」など、もっと詳しく知りたい方は、イタリア探索セミナーで一緒に知識を深めましょう♪